ランタン、瀑布の定番コースと猫の村
今回は台湾旅行の定番コースの十分へ足を延ばし、その帰りに猫と炭坑の村である猴硐貓村を訪れます。
スタート地点となる瑞芳車站は台北から自強号(台湾鐡道)で40分弱で来ることができます。この旅行では、朝イチに瑞芳車站まで出て、駅から真っすぐ歩いた場所にある瑞芳美食廣場で朝ごはんを食べました。
何はともあれ腹ごしらえだ
この日は朝から美食廣場を訪れたため、まだ開いている店もまばらでお客さんも少なかったです。
観光客向けのスポットなのかと思いきや、地元の人が商品をビニール袋に詰めてもらい買って帰る光景が数回見れました。今度は時間帯を変えて別の店も利用してみようと思います。
通路のど真ん中に寝そべるワンコはすごくおとなしいよ。上をまたいで通っても完全無視だよ。
肉団子の入ったスープがおいしいよ。パクチーはちょっと苦手だけど、スープと一緒ならいけるよ。
お腹を満たした後は瑞芳駅に戻り、十分老街を目指します。瑞芳駅から電車で26分、台北駅から瑞芳駅まで36分かかったので、台北から1時間程度で到着できることになります。
十分老街はさすが人気の観光地といった賑わいです。駅とそれを囲う本当に小さな街ですが、動くのが大変なくらい人で賑わっています。
線路の脇を歩いているとひっきりなしにランタン飛ばしを勧められるよ。ランタンを飛ばす時にはスマホなどを渡すと写真を撮ってもらえるよ。
印象としては駅に近いほど人は少なくて、離れるほど多くなる感じだったよ。街を映したければ駅から離れて、他人をあまり映したくなければ駅寄りでランタン飛ばしを申し込もう。
十分駅から北東へ真っすぐ進み、人で溢れる十分老街を抜けて歩くこと数分、踏切を超えたあたりに十分風景区の案内が見えてきます。
看板に従い、観光バス駐車場の脇を通り橋を渡った先に「十分遊客中心(十分旅行者センター)」が見えてきます。中にはトイレもありますので、奥に進む前に寄っておくことをお勧めします。
山を見るとランタンがたくさん引っかかっているよ。火事への対策とかゴミ掃除とかはどうやってるのかな。
SDGsとかが広がれば、いずれは観光客がランタンを飛ばすことも難しくなっていくかも。
十分瀑布公園の営業時間は季節によって違うそうです。滝を下から眺めることができる奥まで進むつもりなら、1時間程みておいた方が良いかもしれません。
滝まではそれほど遠くないからピクニック代わりに良いかも。
十分から瑞芳に帰る前に、猫の村として人気の猴硐(ホウトン)に寄り道します。
猴硐駅は十分駅と瑞芳駅の間にあり、瑞芳駅からは10分弱、十分駅からは20分弱のアクセスし易い場所にあります。
駅から山側へ進むと猫がたくさんいる村へ、川側へ進むと炭鉱跡地を見に行くことができます。ここを訪れる人達は猫目的の人ばかりなので、猫を愛でたい人は人の流れについていけば大丈夫だと思います。
猴硐では十分老街で受けたようなガツガツとした勧誘はなく、のんびりとした時間が流れています。訪れる人もどこか落ち着いた雰囲気でゆっくりと過ごすには最適な場所です。
山側は猫猫猫猫犬猫ネコそしてネコねこって感じだよ。
ねこねこねこねこいぬねこネコねこ
山側で猫を堪能したら、駅を通って反対側の炭鉱跡地に向かいます。炭鉱は1990年に廃坑され、それ以降はこの付近の人口はどんどん減っていったそうです。
炭鉱側にはコンビニとお土産屋があるよ。
お土産屋さんでは猫耳をつけた女将さんが日本語を使って猫パイナップルケーキを売ってくれるよ。
定番を楽しみたい人は十分老街、のんびりしたい人は十分瀑布と猴硐をお勧めするよ。
何度も言うけど、台北からのアクセスが良くて行きやすいから是非行ってみてね。